娘が入園した幼稚園。
幼稚園選びとしては、この通り なんですけど、もう一つ少しだけ気にしたのが、
小学校受験をする子が行く幼稚園かどうか?
です。
少しだけですよ。
我が家は転勤してこの街に来たので、その辺の事情が全く分からなくて…
でも逆に言えばしがらみもないので、自由に選べたってことですね。
今になって思えば、住まいの近くに、最も多く小学校受験をする幼稚園があったんですけど、何かとお母さんの出番の多い幼稚園ときいていたので、はなから訪問もしなかったんです。
ごめんなさい、そういう技量を求められると、途端にしぼむタイプなので…
で、娘が通った幼稚園は、結論から言うと、次に小学校受験する人数が多い幼稚園でした。
といっても、別に特別な指導は全くありません。
ただなんとなく、そういう幼稚園の方が情報ゼロではないかも、お友達いるかも、って思っただけなんですが、
実際、幼稚園に通って、
「ウチ、小学校受験させます!」
なんて宣言をするお母さんは(ゼロではないけれど)片手であまるほどわずかで、
たいていの場合、タブーですよね…
我が家の場合、入学試験の日に幼稚園をお休みしなければいけないので、その直前に、
幼稚園と、一緒に登園するお友達に言っただけです。
ま、誰にも訊かれなかったので、言わなかっただけですけどね。
小学校の受験準備の前にやるべきこと
ブログ上では、まだ幼稚園に入園したばかりの娘ですが、
このように、うっすらと小学校受験は考えていました。
小学校受験を考えるということは、その対策もいずれしなければいけません。
今って、どんどん早くなっていますよね。年少さんだの、就園前だの、乳児だの、胎児だの…
踊らされないようにしてくださいね。
実際幼稚園に入園してみて大切だったのは、
受験情報や受験スキルではなく、本人自身の人間性
でした。
それはつまり、体力とか、礼儀とか、真面目に取り組むとか、仲良く、とか…
そういう、本質の部分ですね。
あとは、親子関係がいいとか、幸せそうにしている、とか…
この年齢で、親の言うことをきかない子で、外では(=先生の)言うことをきく、って子は見たことないなぁ。
そういうごくごく基本的なところが重要であって、いわゆるお受験対策的なことは、この基本的なところができてからやっても全然間に合うな、という感触です。
いやむしろ人間としての基本が出来てないのに、無理矢理課金してスキルを身につけさせても、子どもがかわいそうでしょ。
それはもう、親の子育てがそのままお子さんに反映するわけで、めっちゃ重要なところだと思っています。
ワタシ自身は早期教育とか先取りは大好きで、どうせ身につけないといけないなら早めに教えることは大賛成なんですが、
いわゆる”お受験対策”は年長さんになってから、家庭でやりました。
一度課金するとやめられなくなる
課金、なんて表現するとまるでゲームみたいですけど、
学校や幼稚園のように主として通うところ以外の、習い事やお受験塾に行かせることは、結局課金だよなー、
って今さらながら思っています。
子どもの幼稚園や学校選びはもちろんのことですが、
いわゆる塾選びは、かなり慎重にやらなければいけませんね。
我が家の周りにも小学校受験のための塾はいくつかありまして、
- その土地の主みたいなおじさんおばさんが、トータル教育もする内容
- 過去問から遡って、ドリル的なトレーニングをさせる受験専門塾
と、大きく二つに分かれ、その両方を併せもつところもあるのですが、共通していることは、
どの先生も圧倒的自信を持っていらして、独自の、と、うたった たいしてすごくもない カリキュラム に乗っかって、ウチに通えば絶対受かる、と言われるところでしょうか。
どうして、あんなに謎に自信を持っているのかな、って考えてみたら、わかりました。
小学校受験の内容自体は難しくない
からです。大変なのは競争させられるからで、内容が大学受験みたいに難しいわけではないので、教えるのは難しくないです(と、言い切ってみる)。
だから、誰でも挑戦はできる。← ここが狙われる所以
しかも、先生はたいていの場合、お母さんより年齢が上ですから、お母さんに対しても上から目線ですよね。
さらに、お月謝がべらぼうに高い。
ちょっと止まらなくなってきたので、ついでに言っちゃうと、
年長さん受験クラスの締め切りは前年度の2月、とか、
お仕事しているお母さんは休みを取ってでも、その日を空けて、お子さんと一緒にレッスンを受けてくださいだの、
な に さ ま ?
みたいな、塾も、たまにありますね。
それでいて、全員合格するわけでもなく。
ほんとそれ、おかしいですから!
その人に課金しても、何の保証もないですから。
いえいえ、お金の問題だけじゃありません。
貴重なお子さんとの時間を、奪わないで!
って、今なら声を大にして言えるのですが、正直、当時もそう思っていました。
それは所詮、地方の小学校受験だからでしょ、とか、筑附受験でもそうする?って言われたら…そうですね、
今は、過去問も教材も家庭で手に入る時代なので、家庭でできることをやったうえで、 模試は受けさせると思います。
そして、その時点で必要かつ可能なら、行かせることも検討します。
ただ、ご家庭の方針でそういう塾に行かせると決めても、
主体は家庭であること、と、あくまで塾は利用するところであること
だけはブレないようにしてくださいね。
もちろん、納得できないことまで先生の言いなりにならなくていいです。塾だから。
一度通い始めると、なかなか辞めるタイミングがないです。
同じ目的を持ったお母さん同士なので結びつきも強まりますし、でも、ライバル同士だし、
子ども同士もお友達になりますし…
結局は受験が終わるまで、あるいは、気に入らなくて辞めるか、のどちらかくらいしか辞め時が見つかりません。
ですから、もしその気があるなら、
利用される前に、受験させたい小学校の過去問を買って、過去問の内容をご両親がまずチェックしてください。
その上でお受験塾が、
- 何をどう教えているか(カリキュラム)
- どのくらい先生の目が行き届いているか(先生の人数や1クラスの人数)
- それが受験にどう必要なのか(過去問との整合性)
くらいは吟味してくださいね。
家でお母さんができること満載ですよ
(家なら自由な時間にできるし、子どもの何が得意で何が不得意かがわかるし、何より普段の生活の中にさくっと取り入れられます)
小学校受験に限らず、なんでもそうですけど、
最終の募集、とかいう、お母さんのココロをわざとえぐってくる言葉に、本当にえぐられないように、
調べるのは早めに、想定も早めに、行動はゆっくりめに。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
息子の成長の記録は時計の逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。
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