分娩台にのっているワタシの耳に、娘が生まれて数秒後、弱々しくでも元気に(って、結局どっちなんだ?)泣き声が聞こえました。
ないてるーーーー!
お母さんのおなかの中にいた赤ちゃんは酸素を胎盤から供給されていたので、生まれて初めて肺呼吸をするわけで。なくというのは、肺呼吸をする第一歩なんですね!
(そんなことも妊娠出産するまで知らなかった)
よく来たねーーー、いらっしゃい!これからよろしくね。
何も知らないところからのスタート
赤ちゃんを抱っこしたこともない、いえ、たぶん触れたこともなかった、当時のワタシ。
病院で赤ちゃんの抱っこの仕方から習いました。
おそるおそる。
あ、でもその前に。。
ワタシがお世話になった病院は、母子別室でした。しかも真夜中の授乳は免除。
つまり一日一度は人工乳ですね。
おむつは紙おむつ。
お風呂は、一度だけいれ方だけ習って、あとはおまかせ。
授乳の時以外は、自分の赤ちゃんでもガラス越しに「見学」。
はっきり言おう。
助かりました!
だって、産後って、かなり大きなダメージですよ。
以上、個人の意見でした。
問題は退院してからですよねーーーーー。
3時間おきに授乳、夜中がきつい。しかも、きっちり3時間で起きてきてくれるわけじゃないし。
夜中がきついというのは、昼間もきつくなるわけで。
昔も今も、世のお母さま方、本当にお疲れ様です。
ワタシは、ちゃんと母乳が出なかったこともあり、早々に粉ミルクに頼ることになってしまいました。
粉ミルクでも、ま、いっかーーーー。 紙おむつでも、ま、いっかーーーー。
ワタシが、母乳問題や布おむつ問題でキーーーーーッてなったら本末転倒だもんね。
外注できるということは、、、はい、実家の母に大変お世話になりました(ほんとにほんとに感謝しています)。
お風呂は、3か月くらいまではお湯をためられるちょっと大きめの洗面台、シャワーヘッドの、まぁ、今ならどちらのお宅にもデフォですね、それを使ってました。
生まれたての赤ちゃんに昼も夜もないので、お風呂もお昼に。
冬生まれだったのですが、抱っこする人は必ずコットン地の服で。
電子レンジで消毒できるグッズとか赤ちゃんにも優しいソープには大変お世話になりました。
目を開けた!
病院の先生に指摘されなかったので、気にもしてなかったことなんですが、娘は病院にいる間ずっと目をつむったまま。あれって、今なら気にしていたと思うのですが、、、そんなことを気にする必要があるかどうかもわかっていなかった。
知らないってこわいです。先生が言わないんだからいいか、という。
生まれて10日めくらいの夜、明かりを落とした部屋で授乳後に抱っこしていたら、彼女が初めて目を開けました。
ええええええーーー!目をあけた!!!
驚いて、私の両親のところに見せに行ったなぁ。
ワタシの両親はそれまで心配してなかったのか?ってツッコミはなしで。
そういえば、天使のほほえみ、皆さん観測しましたか?あれは本当に天使ですよね。
ま、とにかく、初めての子は、ひとつひとつがサプライズです。
彼女はまさに私たちのかぐや姫。神様から期間限定で預かり、また期日が来たらお返しする、そんな存在だと感じました。
長く育ててきてこのことを忘れちゃってましたけど、今まさに、その期日が刻一刻と近づいているんだろうなと思うと、、、
改めて背筋が伸びました。
忙しい時期ですが、ママのからだの回復も大切にしてくださいね。
息子の子育ては 逆再生 でお送りしています。どうぞ、にたろう もご覧下さい。
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