二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

どちらかというと、ワーママ寄り

has日記

子育て専業ママ、というと、世界中のワーママを敵に回しているような言葉ですが、

それはないです!

私の友人には、働く、育てる、守る、ときちんと両立している人がたくさんいて、いやむしろそういう人の方が多くて、ほんとに彼女たちのことを尊敬しています。

そして彼女たちの多くが、

結婚しても仕事を辞めない

という選択をして、今もそのまま頑張っています。それこそ、歯を食いしばって仕事を続けていると思います。

 

スポンサーリンク

仕方ないとわかってはいたけれど

私ですか?

ま、簡単にいうと、当時、結婚を機に夫の職場の関係で引っ越しを伴ったので、辞めざるを得なかったんですよね。これは仕方がない。自分が納得したうえでの選択です。

私は、中学と高校の教員免許を持っていまして、結婚後はその地でアルバイト的に塾講師をしました。でもアルバイトですからね、妊娠&出産でまた辞めますよね。

その後は子ども中心の生活を送っていまして、子どもたちの成長を機に、働きに出るチャンスは何度かあったんですが、夫が私に対して、子育てを中心にやって欲しいという、強い意向を持っていたのが一番の大きな理由です。

それについて、不満が全然なかったわけではありません。

ワーママは、とにかく輝いています。

収入面だけではなく、徐々に社会的地位も上がってきて、私からみると、きらっきら。

彼女たちからいろんなストレスの話もたくさん聞きましたが、それさえもうらやましいレベルですよ、まったくもって。

「ねえ、昼間子どもがいない時間、何やってるのー?」って容赦なく聞いてくる、きらっきらワーママもいました。

そこきくか―ーーー

でも、そう聞かれて気づいたんです。

あー、私は不器用だから、彼女たちみたいにマルチタスクができないな、と。

私が外に出て働き始めたら、家のことはぐちゃぐちゃ、子どものことは後回し、ご飯は毎日お惣菜かも…やっぱり外で働くことが生活のメインになっちゃいますから。

お給料はいただけても、たぶんその分支出も増えるし、なにより、子どものことがおろそかになるな、って気づいたんです。

子どもってね、一番大事なことは言わなかったりします。ちょっと表情が曇ってるのを見つけて、「どうした?」ってこっちから声をかけないといけません。

あるいは、こっちが超忙しくしている時に、ぼそっと大事なことを言い出したりします。そんな時に、全部を後回しにしてでも、その時に聞いておかないといけないこともあるんです。

(この前もね、息子とじっくり夜更けまでしゃべったんですけど、一番大事なことを言い出したのは夜中の3時ですよ。)

 

わたし流

マルチタスクができる人はいいんです、仕事も子育てもどんどんやれば。

でもね、私はそっちじゃないな。たった二人の我が子なので、その二人にとって、そうやって何でも言える存在、ただいまーって言ったらおかえりーという存在が、彼らの人生の中で一人くらいいてもいいかな、と思ってここまできてしまいました。

そのうち、私よりもっと素晴らしい聞き手が見つかるでしょうから、いつまでもその役を担うわけじゃないけど、もうしばらくは続きそう。

そんなわけで、私は子育て専業ママでしたが、気持ちはワーママ応援隊。娘にももちろんずっと働き続けてもらいたいと思っていますし、いつでもヘルプに入るつもりです。

      

子育て奮闘中の若いパパやママ。ひとつだけお願いがあります。

あなたのお子さんのことを一番大切にしてあげてください。

子どもは、あなた方の時間を容赦なく奪っていくけれど、せっかく親になったのだから、どんどん奪ってもらってください。そんなに長い時間じゃありません。

あなたのアイデンティは、子どもの存在によって失われたりしませんから。

無償の愛を持って人に接することほど、あなたが得られる大きな宝はありませんから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました